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博多祇園山笠① 〜歴史編〜

福博の夏の風物詩、博多祇園山笠を三回に渡って紹介します。


毎年、7月1日から15日まで福博の夏を賑わす博多祇園山笠。
アジアの玄関口、商都・博多で773年続く伝統ある夏祭りです。


期間中の人出はなんと300万人にも上ります。


国指定重要無形民俗文化財で日本を代表する祭りのひとつに数えられています。


山笠の起源は諸説ありますが、博多祇園山笠振興会も支持しているのが「仁治2年(1241年)説」です。
この夏博多で流行した疫病を除去するため、承天寺の開祖・聖一国師(しょういちこくし)が施餓鬼棚(せがきだな)に乗って祈祷水を撒いたのが始まりとされています。


今でも承天寺から山笠の標題を受ける習わしがあったり、承天寺が追い山笠の順路になっていたりすることを考えると、この説が有力視されるのも頷けます。


飾り山
山笠期間中、福岡博多の街を飾り山笠が夏を彩る



博多を中心に福岡市内には7本の舁き山笠と14本の飾り山笠が建てられ、全国から訪れる観光客や地元市民の目を楽しませてくれます。舁き山笠は実際に追い山などで舁き手とともに躍動するもので高さは抑えられています。

飾り山笠は上川端通や福岡ドーム、キャナルシティ博多、ソラリア、新天町、博多リバレインなど商店街や商業施設に据え付けられ、高さは十数メートルにも及びます。毎年飾り山笠巡りをして山笠を楽しんでいるという熱心なファンもいるほどです。


どれもベテランの博多人形師が中心となって製作にあたっています。


下の写真は、恐らく現存する最古の山笠写真で、明治初期と言われています。
飾り山笠ではなく舁き山笠で、15m前後はある山を当時の男衆は舁いていたのですから驚きです。
電線が引かれる明治中期頃までは背の高い舁き山笠でした。
山笠最古 小
日本最古といわれる山笠写真(明治初期)



2014年、私は41才にして初めて山笠に参加する側に回ったのです。幸運にも仕事を通して知り合った方に誘われて今回の山笠参加となりました。私は櫛田神社前の土居通り沿いの十ヶ町で構成される土居流(どいながれ)に入りました。


次回は山笠のしきたりや使う道具などについて書いてみようと思います。

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